3月2日の日報(vol.1330)
- 2024/03/02
- 松本満
不動産業者の来客。
昨日は最近知り合った不動産業者さんがわざわざ来社をしてくれ、いろいろな話を聞かせてもらった。同じ不動産業でも同業というよりは買取再販会社の仕入れ営業という職種。うちもある意味売りたいとか売ってくれる人を探して仕入れをする仕事。だけどそこから自社で買い取るわけではなくて買主を探し仲介をする。買取再販というのは文字通り自社で買取をして販売をするということ。
だけどその販売先は個人でもあるけれど、どちらかと言えば業者に買ってもらうことの方が多いそう。そのうえ区分マンションよりも最近は土地の売買の方がメインになっているらしい。じゃあその物件の仕入れはどうしているのかと聞いてみると、意外にも大手仲介会社からの紹介が多いとのこと。
どこに立てばいいか。
たしかに高級住宅地の大きな土地や価格の大きな物件なんかは、水面下での取引かどうしても大手へと情報が集まるはず。そして単価が大きすぎるために結局は個人の買主というよりは買取業者が買っていき、大きな土地を分割をしたり商品にして市場に流通をさせるという流れ。そう考えるとやはり不動産業での商流のなかで、一番有利なポジションは売主から直接依頼を受ける立場ということ。
その立場につくためにはいつか売主となる不動産所有者に最初に相談をされたり、その人たちに頼りにされているポジションの人と付き合えるかということ。それは取り扱う不動産がうちのようなワンルームでも土地でも同じだと思う。ここ最近は同業者以外からの付き合いや話から、あらためて気づくことや勉強になることが多い。