2月28日の日記(vol.1327)
- 2024/02/28
- 松本満
品川駅の光景。
水曜日休みの今日は夕方からセミナーを受けに品川へ行ってきた。朝の通勤ラッシュの景色で有名な中央改札を出て港南口までの通路。駅に着いたのは15時過ぎだからかそれほどの人出でもなかった。だけどざっと見渡してみると大企業や上場企業も集まる場所というのもあって、投資用ワンルームを持っていそうな人がたくさん歩いていた。
そういえば品川駅構内や近隣の喫茶店あたりで片判契約をしたことは何度もあったし、その多くの売主たちはこの近隣が勤務先なことを思い出した。そんなことを考えながら歩いていると、すぐに会場のビルに到着した。
〇〇〇セミナー。
クローズドなセミナーで詳しくは書けないけれど、内容はいわゆる地上げという仕事について。いま現役で都内での地上げ業をやっている方が講師だけど、そもそも人に教えるということ自体は初めてらしい。たしかに喋り方や教え方はセミナー講師っぽくは全くない。だけど流暢に話しながら教えてくれるよりは逆にリアルでよかったし、それにやっぱり初めて聞く内容や知識なんかも聞くことができた。
世間一般では地上げというとなんだか厳ついとか怪しいイメージ・・ただ話を聞いてみて思ったのは地上げ業というのは、シンプルに考えれば不動産の仕入れ業だということ。利幅や取扱いする額の大きさから考えるとどうしても、利害関係者すべてが金の亡者感を感じる。だけど実際にはその地上げを纏め上げるまでには相当な年月や資金、そしてさまざまな労力がかかる。そしてもちろん関わる人たちが、すべてウィンウィンにならなければ纏まらないっていうこと。いわゆる仲介や売買とは単純に比べることはできないけれど、なんだか凄くやりがいがある仕事だと感じた。