イレギュラーな重調依頼
- 2024/02/02
- 坂本絢佳
重調依頼の手順
以前お取引があった方から、所有している物件の重調等一式を個人で取りたいという内容の相談を受けました。もちろん弊社は仲介として入りません。その物件の管理会社には何度か重調依頼をしたことがあるのでわかっていたのですが、依頼はWebからでしか受け付けておらず、そもそも依頼するには会社名や所在地の登録が必要で明らかに個人向けではありませんでした。
だいたいの管理会社は重調の依頼者が「仲介会社・所有者・居住者」などと選択する箇所があるのですが、それ以前の問題のようでした。売買の時に取得するものではありますが、所有している人が重調取れないことなんてないと思ったので、電話で手順を聞くことにしました。
こちらの説明不足
結論、所有者からの依頼はFAXで受け付けるとのことでした。これで解決と思いきや、おそらく電話番号から弊社がわかって、所有者の名前を勝手に使って資料を取ろうとしてると勘違いされたのか、再度確認の電話がありました。「仲介に入ってるんですよね?」「違います」というやり取りをしているうちに、代表が代わってくださり解決しました。
それでも管理会社からご所有者様に直接ご連絡がいってしまったようで、ご所有者様と管理会社のかた双方にお手間取らせてしまいました。ただ手順を聞ければそれでよかっただけなのですが、話が大きくなってしまいました。最初に電話したときに、弊社は仲介に入っていないと強く主張すればよかったのですが、うまく伝わっておらずコミュニケーションの難しさを痛感しました。しつこいほど丁寧に説明したほうがいいときと、さらっとで大丈夫なときの状況をよく考えて使い分けていきたいです。
本日もお疲れさまでした。