1月18日の日報(vol.1287)

経営者というもの。


この年になると同業種他業種問わず、自分で経営をしている友人や知人も多い。幾年前かのコロナ騒ぎが終わってからここに来て、そんな彼らから相談やあまり芳しくない報告を聞くことが増えた。もちろん経営なんて全て自己責任だし、景気や市況のせいにするのは言い訳だけど話を聞いてると同情する部分もある。

とはいえ肝心の自分だって右肩上がりなのかと言えばそんな事無いし、悩みの内容は彼らとたいして代わり映えはしない。同じようにその反面では絶好調な人たちもいるってことを考えると、やっぱり会社や商売は経営者次第。そんな彼らには資金的な手助けはしてあげられないけれど、自分にできることがあれば何でも言ってほしいと伝えている。

 

査定する目的。


今日は夜になってからは、最近増えている査定依頼のうちのひとつに取り掛かっていた。正直な話でいえば投資用ワンルームの机上査定は家賃や管理などが分かれば、おおよその売れる数字だけならすぐに出すことは出来る。だけどなぜその数字になるのかをお客さんが理解できるように資料を作り込んだり、それを出来るだけ理解しやすいように工夫していくには少し手間と時間がかかる。

特に難しいのは市場的に不人気だったり事例が少ないエリアの物件。簡単に言えば人気のエリアと較べ当然安くなってしまう。それをただ単にエリアが悪いですから、元々あまり良くない物件なんです、など言葉だけで伝えるのは簡単な話。だけどなぜそうなのか?ではなぜそんな物件を持ってしまったのか?というところまで理解して貰いたい。だからたとえ自分たちの売却案件にならないとしても、売らずに持ち続けるにしても、最近はこの査定には力を入れている。

 

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