1月14日の日報(vol.1283)
- 2024/01/14
- 松本満
みんなもう売っている。
今日は久しぶりに午前中から電話営業をしていた。新規電話をしていたけどあまりにつながらず、誰も出ないので過去見込みに切り替えていった。すると相当数のオーナーさんと話はできたけど殆どが去年までに売却済み。聞いてみるとなんとかローン残で売れた人もいるけど、ある程度手元に現金が残ったという人も多かった。
それでもまだ売っていない人も何人かいた。でもそれは売っていないというよりは売れないという状況だった。そもそも高い金利でローンを組んでいてローンがなかなか減らないというのと、もう一つの理由はサブリース契約をしているからということが原因。
塩漬けの理由は。
築年数もそれなりに経ってきてローン残も減っている。家賃相場といまの売買相場で考えたら、余裕で売却できそうだったりむしろ手残りが出そうな感じ。だけどいわゆるサブリース契約を解約してもらえずに、実家賃より安いサブリース賃料のせいで売却価格が安くなってしまう。もちろん空室の心配もなく家賃は入り続けているけど、その低いサブ賃料だから毎月持ち出しも出ている。
そのうえ以前よりも修繕金も値上がりしてしまい負担は毎月2万円弱。そりゃあ売りたいに決まっているけど、売却時に持ち出すお金を準備することはできない。そんな塩漬けになっているというオーナーと3人くらい話した。やっぱり解約のできないサブリース契約はオーナーにとってデメリットでしかない。というわけで・・見込みを1件も取れなかった1日だった。