12月22日の日報(vol.1260)
- 2023/12/22
- 松本満
調査費用問題。
重要事項調査費用の話。最近本当にその費用が上がりすぎていると実感。今日もある管理会社に依頼しようとして送られてきた請求額は55,000円。だけど報告書と管理規約と長期修繕計画書の3点セットでの値段だから正直まだましなほう。
ある管理会社なんかは同じ内容だと10万円をオーバーすることもある。昔からよく聞く名前の中堅から大手の管理会社だと平均3万円前後くらい。それが近年は異常と思えるくらいの価格になってきている。
誰のためのもの。
金額が高い管理会社の特徴ははっきりいって全てワンルームデベロッパーの関連もしくはグループ管理会社。これはあくまで推測としてだけどそれらの会社ではグループ内や自社でも買い取りをしている。そして投資用ワンルーム市場はいまや慢性的に物件不足。とうぜん自社管理物件を他社に取られるくらいなら自社で買い取って再販したほうがいい。
だからその抑止力としてのこの異常な価格設定なのかと思う。もちろん報告書や書類の価格も自由競争だしいくらだろうと構わない。だけどあまりにも高額すぎるのは・・いったい誰のための管理サービスなんですかって話。