今年もあと2週。
- 2023/12/18
- 鈴木一徳
予定は未定。
本日は週明けのため、先日のうちに重調取得予定を立てていた案件の確認を進めました。いまのうちに取得可能な案件は依頼かけていたので、早ければ本日とどく予定でした。それを待つあいだ、業務の坂本さんに引継ぎがてら資料準備を手伝ってもらい、オーナー様になるべくスムーズに対応していただくための準備をしました。重説に宅建士の押印が不要になったように、もっとオーナー様の対応書類も簡素化が進めば良いのですが…。ただ、あまりに簡素すぎると、不動産取引の性質上「これで終わり?」とあっけなさすぎる気もします。売買契約書に「よし」と心を決めて署名捺印する、くらいの重さというか厳格さというか、形式は残したほうが良いのか、考えが古いのか…。
そんなことを考えて仕事しているうちに、重調完成のメールがとどきました。先日の日報でも触れましたが、やはり業者間のやり取りはデータが圧倒的にラク(&ほとんどの場合、早い)です。月末までまだ日数が残っている状態で重調確認できるので、あとは問題箇所がなければこのままスムーズにー、と思ってとどいたデータを眺めていったのですが……。積立金の今後の予定の部分で、不穏な記載がありました。
聞いてみたい。
積立金の改定予定アリ。ここまでは重調取得しないと分からない箇所ですし、築年数やブランドからも可能性はあったので予定調和として。追記で、肝心の値上がり時期が「数年後の未定月以降」、とそれを予定と呼んで良いのですか?となんともいえない表現になっていました。たとえば1年後でも相当先の話しですが、仮に実施確定の記載があれば、お客様と相談してどう取扱うか決めますが…数年後の何月かも未定で、そこまでにおそらく総会も数回開催するだろうし、いまこの時期の重調にその記載は必要なのですか、と正直疑問です。
管理会社は「建物の保守費用や今後の計画を予定実施するために必要です」と言うのかもしれませんが……。正直、じゃあ分譲初期から1000円とか2000円の設定にせず適正値にしておくべきでは?と思います。この設定のせいで、積立金は初回改定で平均2~3倍ほどになり、売却時期を逃すと価格にして100万円以上の影響を与えることが多いです。なぜ初期設定額は長期修繕計画に見合わない「格安」なのかというと、わたしは「分譲価格を少しでも高くするため」だと思っています。銀行融資を引くには手取りを多くする必要があるからだと思います。そんな会社が前述のようなことを言っても…と内心モヤモヤしますが、管理会社から直接聞いたわけではないので、そのあたり機会があれば聞いてみたいところです。
本日もおつかれさまでした!