11月25日の日報(vol.1233)
- 2023/11/25
- 松本満
狂った価格。
契約予定物件の話。役所調査も終わって重説作成のため管理会社に重要事項調査依頼をした。始めての依頼する管理会社だったので電話で取得方法を聞いてみると、依頼書をFAXしてくるというこの業界ではオーソドックスな方法。そして5分くらいして送られてきた依頼書を見て愕然とした・・
なんと重要事項調査報告書が55,000円、管理規約やパンフレットも同額の55,000円、長期修繕計画書や議事録なんかは22,000円という狂ってる金額。もちろんこの調査費用というのは仲介会社が負担するもの。高いからと言って仲介手数料とは別に売主には請求することはできない。
誰のための管理か。
重調は定価が決まっているわけじゃないくて自由価格。でも平均的に2~3万円とか高いところでも5~6万という相場。しかもそれは重調や管理規約などフルセットでの価格。そう考えるとこの管理会社に全て依頼すると231,000円・・たしかに管理会社もビジネスだから売上としての目的もあると思うけど、これはどう考えてても仲介会社潰しやそれに近しい嫌がらせのようなもの。
とうぜん下手をしたら数十万円程度の仲介手数料の半分近くがこの費用で消えてしまう。仮に売主が依頼しても同じ金額で請求をするのか聞いてはいないけれど、もしそうであれば一体誰のための管理なのかという話。当初は管理規約や長期修繕計画書にパンフレットなどは無くしてしまったのか見当たらないと言っていた売主様。だけどとりあえずもう一度探してもらうことにした。