11月19日の日記(vol.1227)

引退試合。


今日は長男の引退試合。中学3年のみで戦う東日本トーナメントリーグ最終戦で千葉県の市原市にある球場に向かった。去年の夏にできたばかりのこのチーム。この試合に勝てばリーグ公式戦への初参加初優勝と中学野球最後の公式戦を優勝して終えることが出来る。北は秋田から西は愛知のチームが揃って出場するこの大会。昨日からトーナメントは始まっていて今日残っているチームはベスト4。

あと2回勝てば優勝が手に入るという状況。だけど昨日の1回戦目では6回裏で日没になり経過試合となってしまっていた彼ら。そのベスト4を賭けて朝8時スタートで残りの回を戦うことに。4-3の1点差のリードから彼らの攻撃で始まったゲームは追加点こそ入れられなかったけれど、7回最終回の相手の攻撃をなんとか抑えてベスト4に進むことができた。そして休む間もなくそのまま9時30分から準決勝へ。

 

最後のミーティング。


相手は今回で初対決になる都内の強豪チーム。お互いに打線が繋がらずいわゆる投手戦になっていて均衡したまま1-1での延長8回表。こちらの攻撃でなんとか1点追加点を入れその裏を抑えて決勝へ行くことができた。ただし朝一の経過試合も準決勝のこの試合もどう見ても勝ってはいるけどなんだかギリギリな感じ。そのまま12時半から始まる決勝戦を前にテンション上げて盛り上がっていた彼らだけど、疲れもあるだろうし、引退間際での練習不足は確実にある様にも見えた。だけどここまで来たからには優勝を必ず取るつもりで望むしかない。相手は地元市原市にあるこれまた有名強豪チーム。文字通り鳴り物入りでものすごい数の応援の数で、アウェー感満載のなか決勝戦が始まった。

この試合もお互いに一歩も譲らない感じで無得点のまま進んでいき5回表を迎えていた。どちらかがミスをしたらやられそうという雰囲気。すると突然の審判の怪我で試合中断があり10分くらいして試合再開。あとからすればあれが少し嫌な流れを作っていたような気がする。そのあと案の定なかなか先制点を入れられず相手の攻撃の裏の回には、とうとうミスが出してしてしまいあっという間に3点差。そして残り2回あった攻撃ではチャンスこそあったけど、得点には至らずにあっけなくに3-0で試合終了。こうして長男たちの引退試合は準優勝という形で終わった・・そして閉会式や表彰式で悔しそうな彼らだったけど、それ以上に試合終了後の監督やコーチからの最後のミーティングでの泣きじゃくる姿が忘れられない。きっともうこの仲間で野球をできないという事実と、それぞれに道に進んでいくという不安や寂しさが入り混じっていたのだと思う。ただ見守るだけだったこの3年間だけど、野球も身体も心も成長してきた彼らには本当に楽しませてもらったし、最後まで感動させてもらえた。そして今日はこのチームで本当に良かったと感じた。

 

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