10月19日の日報(vol.1196)
- 2023/10/19
- 松本満
倒産する販売会社。
先月末くらいからあるワンルーム販売会社が、家賃送金の遅れから連絡不通となっているという話。実はその会社には過去に何件か物件を買ってもらっていて取引があった。当時の営業担当はもういなくなり、いまでは付き合いは殆どなくなっていた。今日は試しにその時の売却物件の登記情報を取得してみた。当然うちでは現所有者の連絡先データは持っていない。もしこの所有者たちに営業をしたい場合は、訪問するか手紙を送るしかない。
なのでうちが取り扱った物件ということと、手伝えることや相談があれば連絡欲しいという手紙を書いて送ってみた。ただこういうケースの場合は、すでにいろいろな業者から連絡が来ているはず。だからもうこのタイミングだと連絡は来ないと思ったほうがいい。それに手助けしたいというのは嘘ではないけど・・なにかの営業につながればというのが本音のところ。
手助けしたいというけれど。
いまから10年以上前にもワンルーム販売会社が毎月のようにどこか倒産した時期があった。その時と今も多くのパターンは変わっていない。販売不振などの理由で資金不足→管理物件の家賃に手を付ける→オーナーたちが騒ぎ出す→連絡がつくならまだしもそのまま消息不明。こんなケースが今も昔も続いている。だれど自分たち物上げ業者や他業者も同様に、他人の不幸(業者もオーナーも含め)に目をつけて、ここぞとばかりに管理を受けたり売却を勧めるというのも変わっていない。
そしてだいたいこういう時にいきなり知らない業者から所有者へ電話が来るときは、その管理データが誰かによって売られているというケースもよくある話。営業すること自体が悪いわけじゃないし、実際に感謝されたこと何度もある。自分もまさに営業のために何かに期待をして手紙を送ったわけだけど・・なんだかなぁと言う感じ。・・でも連絡が来たら全力で取り組みます。