10月16日の日報(vol.1193)
- 2023/10/16
- 松本満
契約業務。
10月も折り返しの月曜日は溜まっている契約準備や決済準備に追われていた。物件の決済日が決まってから決済引き渡しを迎えるまでにやることは意外と多い。まずは売主様に一括返済の申込をしてもらいその最中に担当の司法書士へと売主様情報を伝えて本人確認をしてもらう。
同時に賃貸管理会社への解約連絡や送金切り替えと違約金があれば請求書をだしてもらう。あとは事前に取得している公課証明書なんかをもとに精算書を仕上げる。こうして書いてみると簡単なようだけど厄介なのはこの全部が揃わなければ完成しないというところ。
事務職というより。
売主様がすぐに返済申込に動いてくれても銀行によっては計算書がすぐに来なかったり、賃貸管理会社もほとんどの会社は即対応してくれるけどなかにはなかなかメールの返信がなかったりする。そしてやっとのことで出来た精算書を買主様に確認してもらってから完成する。それが同時進行で何件もあったうえでこれから契約する書類準備にもう決済の終わった物件の後処理もある。
そう考えると契約管理や履行業務ってけっこうな段取り力とテキパキした事務処理能力が必要。不動産会社は営業がいなければ成り立たない。けれどそれを実際に取引を完了させるはバックオフィス業務。そう考えると多くの不動産会社の契約担当やバックオフィスの仕事っていわゆる事務じゃなくて立派な専門職だと思う。