9月20日の日記(vol.1167)

通っている理由。


水曜休みの今日は溜まっている仕事があったから朝から事務所へ。だけどその前にいつもの床屋へ寄ってきた。髪が短かったときは二週間おきに通っていたけれど最近は三週間おきくらい。だけどもう何年も通っているこのお店は必ず予約していないと入れないくらいの繁盛店。着いてみると朝10時の開店時間ちょうどの予約だったけどもう満席。

案内されて席に着くと先に顔剃りから始まった。普段はカットが終わったあとだけど混んでいるときは髪を切る前に顔剃りになる。美容院と違ってこの顔剃りがあるのがずっとここに通っている理由の一つ。椅子を倒し横になり蒸しタオルで顔を温めてからシェービングフォームを塗って剃ってもらう。その間は気持ちよくて眠くなってしまう。終わるといつも担当している店長がやってきた。

 

店長になった理由。


初めてきた時からずっと担当してくれている彼。だからどんな感じにしたいかとかのオーダーは言なくても分かってくれていていつもお任せ。そして他愛のない世間話をしながらテキパキとカットが進んでいく。だけど必要以上におしゃべりな訳じゃなくて居心地が良い。もちろん技術と腕前もばっちりで安心して任せられる。まだ20代後半の彼が最初に担当になったときはハサミを持ってカットできるようになったくらいの頃。通っているうちに気がついたら店長になっていた。

聞いてみると始業前の朝8時からスタッフの練習や指導をしてから21時の営業後も同じように練習をやっているとのこと。だけどそれだけじゃなくカットした髪型や予約状況とかをインスタで1日に何度も投稿している。それがいわゆる営業活動になっていて顧客数はお店ではダントツで多いみたい。いまの彼の立場はきっとしっかりやるべきことをやってきた努力の結果。ふた周り近く年下な彼だけどその仕事ぶりにはいつも感心するし自分も頑張らなきゃという気持ちになる。そしていつも通りきっちり50分くらいで終了してさっぱりして仕事に向かえた。

 

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