8月22日の日報(vol.1138)
- 2023/08/22
- 松本満
契約予定物件での出来事。
今日は契約予定物件でトラブルというかびっくりしたことがあった。投資用ワンルーム売買の多くはオーナーチェンジ。ただしサブリースなら関係ないけれど売買契約前や契約中に空室だったり入居者退去はよくある話。その物件は売主様の自主管理物件でどうやら入居者が退去したしたとは聞いていた。だけど遠方の物件のため現地の知り合いにすべて任せているとのこと。
本当に退去したのか?どの程度リフォームや原状回復がひつようなのか?それらは自分ではよくわからないから直接やり取りして欲しいという話だった。そしてやっとその人と連絡がとれて状況を聞いてみるとやはりいまは退去して残置物もない状態。だけど原状回復もしていないし賃貸募集もしていない。ただそれよりも想像以上の話だった。
とんでもない入居者。
もともと賃貸不動産に携わっていたその知り合いの人。2~3年入居者がつかなくて困っていた売主様に頼まれて、半ばボランティアで知り合いに入居してもらっていただけのよう。もちろん家賃滞納もしていないしその退去した入居者にはなんの問題もなかった。けれどそれ以前の状況をきいてみたら衝撃的だった。というのもその入居者がいない間というのは任せていた管理会社が家賃に手を付けて連絡不能になっていたみたい。そして売主に頼まれたその人が現地確認をしに行ってみると・・鍵の空いた部屋に勝手に住み着いた不法滞在者が寝ていたらしい。
直ぐに警察を呼び出て行ってもらい荷物を片付けたまではいいけれど室内は結構ひどい状態。今回退去した入居者にはその事情を話しして入居してもらっていたので退去費用はもらってない。そしてまともに賃貸募集するにはクロスはもちろん床や水回りから何からで数十万はかかりそうとのこと。もちろんそのことは売主様に報告してリフォームしてから契約することになった。でも正直こうなってしまうからにはオーナーにも原因があるし、だからこそ売却するんだろうけれどはっきりいって投資用ワンルームを持つ意味は無いと思った。