8月6日の日報(vol.1122)
- 2023/08/06
- 松本満
電話営業の日。
今日は久しぶりに朝から電話営業。だけどただ闇雲にかけまくるというよりはまずは過去見込みや成約済みオーナー様を洗い出ししてた。するとやっぱりここ1〜2年で売却しているケースはかなり多かった。その時は連絡がつかなくなったり価格が折り合わなかったりでそのままになっていたお客様たち。きっとここ最近の価格上昇やうちではない他社からの営業タイミングで売ってしまったのだろう。そう考えるとこれまでいつも部下に追客が甘いとかよく言えてたなと反省。
ただそのなかで目についたのはある複数所有のオーナー様。当然何件かは売っていたけど売ってない物件がまだあった。だけどすでに売却しているマンションはどれも好立地にあって簡単に売れる物件ばかり。正直いって残っている物件は築年数も古く融資がつくかどうかも微妙なものばかりだった・・
売却する順番。
ただこの物件たちの借入金額と金利そして家賃相場から考えると間違いなく手に余っているはず。でも多分きっと売りたくても相場よりローン残が大きくて売れないのかもしれない・・そう思いながら電話をかけてみるとすぐにオーナー様が出てくれた。そして話を聞いてみたら案の定に売れるものだけ売って(売られて?)しまってこれらが残ってしまったとのこと。そもそも高く買ってしまっていることは理解しているしもちろん損切りなく売れるとは思っていない。けれど今はお子さんの教育資金とかもあって売却損の資金まで手が回らないと言う。ただ月々の持ち出し金もあるし処分できるならしたいとのこと。
複数物件ある場合は一気にまとめて売るのでなければ売る順番には気をつけないといけない。ぶっちゃけ自分たちにも身に覚えはあるけど仲介会社はどの物件でも売れれば手数料が入る。だから売れるものから売りましょうとか残った物件はなんとかなりますなんて言われ何も考えずに手放す。すると売れない物件だけが残りローンが減るまでずっとマイナス収支で持ち続けるほかなくなる。だから売却するにしても全ての物件の売却金額とその時期まで考えて売らないと売り損にもなりかねない。そしてこのオーナー様の物件を机上査定してみることにはなった。だけど相場というものがある以上限界はあるけど出来るだけ希望に近い金額が出せることを願うしかない。