8月4日の日報(vol.1120)

決済後のトラブル。


先月末に決済した物件でちょっとしたトラブル。決済を控えた1週間くらい前に入居者から管理会社への連絡。エアコンの吹き出し口か水が垂れてきてしまっているという。売買契約では引き渡し当日までは入居者退去時の原状回復やこのような設備の修理や交換が合った場合は売主様負担。買主様からしたら壊れていたり不完全な物件を引き渡しされても困るし当然のこと。だけど売主様の心情からしたらもう手放す物件に費用負担は勘弁してほしいとはなりがち。

だけどこういうオーナーチェンジの売買では意外と(運悪く?)契約後から引き渡しのタイミングでこういうケースもよくある話。はっきりいって空室渡しの場合は契約前に室内確認もあって問題点はクリアになってて手間ではあるけど引渡し時にトラブルになることは少ない。そして旧管理会社からその報告を受けて状況を聞いてみるとどうやらエアコン本体は2011年製と古いみたい。だから修理で治すことも出来るけれど部品在庫の問題やそもそも修理下はいいけどそろそろ本体は寿命とのこと・・嫌な予感。

 

苦肉の策は。


当然買主様からしたら交換してもらいたいとも思うし安上がりに修理してまたすぐ故障したら間違いなくトラブルになる。一応見積もりを取ってもらうと修理で最大35,000円で交換だと広めのリビング用のため10万円オーバーとのこと。そのことを売主様に伝えると案の定に難色を示されてしまった。もちろん一円も支払いたくないということではないけれど安く仕上げたいとの希望。だとしてやっぱり自分としては交換してほしいという提案。経験上ではこういうときはタイミング悪く最悪のケースになることも多いしそうなればなんで交換しないのか?と買主様からのクレームとなるのは間違いない。

そして何より入居者自体がこの猛暑の中でクーラーの調子悪いというのはめちゃストレスなはず。そう考えたらやはり交換しかないですと伝えて苦肉の策でうちでなるべく安いクーラーと取り付け業者を探すのでなんとか売主様には了承してもらった。旧管理会社と売主様との契約内容では原状回復や設備修補は管理会社指定の業者と決まっている。だけど良心的な管理会社でうちでのエアコン工事を快く承諾してくれたので良かった。だけど結構な手間がかかりそう・・

 

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