7月24日の日報(vol.1109)
- 2023/07/24
- 松本満
賃貸管理会社の気持ち。
投資用ワンルームの売買契約には空室でなければ必ず必要な賃貸借契約書。だけど結構な確率で売主様の手元になかったり失くしていたりする。その場合は契約時に委任状をもらってオーナー代理として賃貸管理会社へ開示してもらう。そしてその対応は会社によって違うけれど面倒くさがられたり中には何度催促してもなかなか送ってくれないところも多い。
もちろん先方からしたら自社管理物件を知らない仲介会社がいきなり売買するからと連絡してきて賃契ください解約お願いします。そりゃあイラっとするのは当たり前かもしれない。だけど今日連絡した管理会社は電話対応も感じ良くて好感が持てたし面白い提案もしてきた。
難しい問題。
その担当者さんいわく売買自体は仕方のないこと。だけど売却の度に管理契約が解約されてしまうのはなかなか厳しい。なので出来るだけ賃貸管理契約を継承してもらうように仲介会社に協力してもらい買主に勧めてもらいたいとのこと。そして無事賃貸管理継承ができたらインセンティブを払ってくれるらしい。出来るだけお互いの立場を立てて上手く付き合いができればと言っていた。
それはごもっともだし確かにそれが出来れば一番いい。だけど基本的に投資用ワンルームの買主は中古再販業者であって販売後の自社での賃貸管理は必須。なので買主が個人でない限りは難しいとも伝えた。するとやっぱりそうですよねと残念そうだった。売主様や買主様に管理会社や仲介会社とそれぞれの立場が違う以上なかなか難しい問題。