7月23日の日記(vol.1108)
- 2023/07/23
- 松本満
彼らの最後の夏。
大会2日目の試合会場は千葉。試合は9時開始だけど渋滞を考慮して眠い目を擦り6時前に出発。着いてから車で仮眠をしようと考えていたけど自分も長男も次男もあまり寝れず。昨日の試合が終わってから近くの花火大会に遊びに行っていた長男。21時過ぎには帰ってきたけれど結局寝たのは12時近くで寝不足気味。
どこの親も言うように早く寝ろよちゃんと朝ご飯食べろよって言っても聞きやしない年頃。案の定にチームの集合時間になっても何だかいつもより元気がなさそう。中学野球最後の全国大会トーナメント。負けたらここでチーム活動終了し引退という今日の試合。なんとなく不安が残るまま試合開始した。
切り替えていく。
後行で始まった試合は初回表から相手チームに2点取られ何とか同点に追いつこうとするも5回と最終回の7回にさらに2失点づつ。0−6で迎えた7回裏でなんとか2点は返したものの試合終了。何度かのチャンスも活かしきれずあっけなく彼らの最後の夏は終わった。泣きじゃくる彼らは昨日の盛り上がりとは正反対の悲痛な姿だった。
ただ試合に負けたことよりもうこのチームで試合をすることができないという寂しさやもちろん優勝を目指していてのこの結果。きっとその悔しさや情けなさも混ざって見ていられない位だった。ただサポートして応援して見守ることしかできない自分たち保護者たちも何ともいえない気持ちだった。だけどきっとこのつらい経験や感じた気持ちが将来何かの力になったりいい思い出になるはず。だけど帰り道にはもうそれを信じてか若さからかもう気持ちを切り替えていそうだった彼らを見て少し安心した。そんな彼らを見守ってこれて幸せだったし自分も気持ちを切り替えていこうと思えた。