6月21日の日記(vol.1076)

無償で働く。


水曜日休みの今日も一昨日に引き続き長男の試合を観に行ってきた。アジア大会ということで月曜日から金曜日までと5日間もの間の開催期間。各国からは選手やコーチに関係者が100人以上も来日をしていて話を聞いてみると運営側は大変そう。試合会場の準備や試合の運営はもちろんのこと特に苦労しているのが宿泊先のホテルでのこと。

言葉も通じないなか文化や習慣の違いがあって色々な問題があるみたい。ある国の選手が日本選手の洗濯物を持っていこうとしたり、時間や予定を守らずディズニーランドに行ってしまったりしているそう。運営自体は協会の仕事とはいえ選手たちのために基本的にはみんな無償で動いてくれている。大変ありがたい。

 

何のために。


そして日本代表選手たちも当然に全国から集まっていて多くの選手の保護者たちも帯同している。北海道から沖縄までいるなかで飛行機やレンタカーを乗り継いで5日間というと時間的にも費用的にも負担は大きい。そんな父兄たちに比べると会場の千葉から近い自分たちはまだいいほう。だけど宿泊や帯同はしないまでも、同じチームから2人選ばれた息子とチームメイトの保護者も一緒にドリンク係として毎日会場に通っている。

毎試合ごとに選手やコーチ全員分の試合中のドリンクを買い出しして冷やしてクーラーボックスで準備して運んでいる。ドリンク代はみんなから徴収するけど毎日のガソリン代や高速代は各自手出し。5日間にするとそこそこの交通費ともなる。だけど日々売り上げや商売に経営のことばかり考えているとなんでも損得で考えてしまいがち。だけどこういう何かのために誰かのためにって時間や金銭をかけてでもやれることは幸せなことなのかもしれない。結局それも自分のためでもある。良くも悪くも世の中は誰かの活動や行動が、誰かのために回っているものだと思う。


 

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