目を養う。
- 2023/06/15
- 鈴木一徳
湿気拭きから。
本日は公休明けのため、事務所清掃から始まりました。最近毎日のように雨が降るので事務所もジメッとしています。いつも以上にピカピカにしとかないと臭いや汚れのもとです。朝から汗かくくらいしっかり清掃して、業務に取り掛かりました。昨日のうちに物件の査定依頼がきていたり、オーナー様の判断しだいですぐご紹介に進めるよう、紹介図面の作成を行ったりと、「助走」のような業務を行なっていきました。
先日の日報で、東京以外の案件比率が高まっていると触れましたが、そのなかでも「あまり聞き慣れない駅名・エリア」「駅徒歩10分超」「1階」といった、さらにマニアック…もとい取扱いがいのある案件も徐々に出てきています。東京の案件ですと過去の蓄積データもあり、ほぼすべての状況で買っていただけるお客様のイメージや、おおよその売却価格帯など机上で想定することができます。ただ、とくに関西案件はまだそこまで充分なデータ量とはいえません。
共有の大切さ。
そのなかでも類似情報やエリア想定などで机上価格の推測をしますが、けっこうドキドキものです。オーナー様からの直接のご依頼ですと、お返しした数字が判断基準になりますし、安過ぎ・高過ぎといった基準のズレはご判断に大きな影響を与えてしまいます。最終的に良い方向の誤算ならまだマシですが、専門を謳っている以上、それも極力避けたいところです。最近いただく査定依頼の案件は、かなり進捗に情報確認をして、数字を弾くようにしています。
ただひとりだけでは物理的な数の限界もあります。最近査定をしてからご紹介した案件はその典型で、地方案件の駅徒歩15分でした。「さすがに東京でも融資評価が限定されるし、こりゃキツそう…」と思って、かなり辛めに数字を見ていたのですが、フタを開けたらしっかり良い数字が出ています。しかもほぼその数字どおりで買付いけそうな状況です。いけるもんなんだな、と思っていたら、まさに並行して社内のほか営業が、類似案件を進めているところでした。最初から状況確認をしていれば、もうすこしスムーズ・かつ正確な進め方ができていたと思います。社内ツールもあるので、もっと活用して目を養いたいと感じたできごとでした。
本日もおつかれさまでした!