6月13日の日報(vol.1068)

契約に必要な書類とは。


今日も終日契約準備の事務作業。契約をするときに売買契約書はもちろんだけどそれ以前に必要な重要事項説明書。それを作成するために必要なのは役所や管理会社への重要事項調査。分譲マンションの建物管理は管理組合(所有者たち)が管理会社に任せていることが大半。なのでマンションごとの建物管理会社に重要事項調査報告書を依頼することになる。

もちろん依頼するのには費用がかかるけどこれは完全にオープンプライス。重要事項調査報告書自体の平均価格は10,000円前後。だけど安いところは5,000円くらいからぼったくる高いところは20,000円くらいのところもある。これに管理規約が5,000円に長期修繕計画書は3,000円にパンフレットも5,000円という感じ。だから特に最近はフルセットで依頼すると30,000円以上もざら。

 

コストが合わない。


もちろん今回のように成約をして売買契約をするためであればそれは必要経費。ただまだ媒介契約しただけけ査定だけという段階で、これらの費用をかけて取得するのは成約率に対してコストが合わない。大手であれば専任や専属媒介やもしかしたら一般でも媒介契約したら、すぐに経費かけて取得できるのかもしれないけれど・・だから査定や売り出しの時点では賃料や管理費積立金など、物件評価に必要な情報をできるだけ正確に集めてはいる。

ただし投資用マンションオーナー様が、正確な賃料や管理費や積立金の内訳を覚えているケースは多くない。仕方なくその少ない情報で売り出しや査定を取ることになる。すると重要事項調査報告書が手元に届いてはじめて各金額の違いや、最悪は修繕金の値上がり予定がされている事を知ることもある。すると収益物件である以上は、もともと伝えていた査定価格や売買価格は間違いなく変わってしまう。やはりそうならないよう事前に各資料の準備と確認をするべきだけど・・悩ましいところ。

 

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