4月9日の日報(vol.1003)

電話での片判契約。

今日は午前中に事務所で片判契約があった。ただし売主様が遠方だったため事前に契約書類を郵送しての電話片判。不動産の契約というと売主様と買主様が不動産会社に集まって、重要事項説明と契約を面前で行うイメージがあると思う。だけど投資用ワンルーム売買はほとんどの場合が持ち回りでの契約。まずは売主様の契約書への署名捺印のあと、重要事項説明書が完成次第に買主様へ仲介会社が持ち込んで署名捺印してもらい契約締結となる。

なぜなら、たとえば売主様は福岡、買主様は東京、物件所在地は大阪、そして仲介会社は東京。こんなケースの場合は売買契約するためにいちいち集まるのは時間と費用から考えると厳しい。だから自分たち仲介会社が売主様のところまで伺い契約書への署名捺印をもらいに行く。そして委任を受けて契約以降の返済金や決済金送金なども全て代理で行う。今日の売主様も同様に伺うこともできたがタイミングが合わず電話での契約となった。

 

片判契約にかかる時間。


電話でも対面でも片判契約は結構な時間がかかる。うちの場合は契約書説明の前にまずは事前に仮精算書の説明をする。概算ではあるけれど決済時にどのような費用がかかりどんな精算金があるのか?そして最終決済金額はいくらなのかを確認してもらう。もちろんその決済金額がマイナス(持ち出し)になるケースも多い。その場合は決済の前日までに返済口座もしくはうちの口座に準備と送金をしておいていただく。

なぜなら決済日当日では万が一に返済金額に足らなくなったら抵当権抹消ができず登記移転ができなくなってしまう。その部分が売主様にとっても取引全体にとっても一番重要なところ。だから事前にできるだけ疑問や不安がなくなるように時間をかけて説明をしてる。それから売買契約書の読み合わせ説明と付随書類などの説明もしてから署名捺印をしていただく。それらを合わせるとだいたい1時間くらいかかることがほとんど。今日もきっちり1時間で終わった。

 

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