4月2日の日報(vol.996)
- 2023/04/02
- 松本満
電話営業の今昔。
今日も訪問営業に出ている以外は全員で電話営業。昨日の続きで始業と同時にみんな電話をまわしていた。午前中から幸先よく見込みが出来たところで昼休憩。そして午後になると電話営業あるあるで襲ってくるのが睡魔。電話を回すと言っても実際に繋がる主権率は5~10%くらい。なぜか休日の午後は繋がらない事が多くてランチ後に座って無言でコールしているとどうしても眠くなる。特に昨日は自分の誕生日ということもあって、二次会まで行っていた社員たちは特に辛そうだった。
そして夕休憩のあとから終業まではラストスパート。だけど主権率もあまり良くなくて特にいい見込みも取れなかったみたい。いまの電話営業は以前と違って固定電話より携帯電話のほうがメイン。現代の現役世代のマンションオーナーの生活パターンと、携帯電話への営業がメインということを考えると今は土日だけが重要なわけじゃない。むしろ平日や日中のほうが大切かもしれない。
投資用ワンルーム流通事情。
夜になって以前にひょんなことから声をかけて名刺交換をした、ある新築ワンルーム業社の営業の人へメールをした。内容はうちが過去に取り扱った物件の販売図面や評価額などのサンプル資料。その会社は基本的には新築販売が専門。これまでも自社物件を買い取って再販売などはしてきている。だけど試験的に他社物件も買い取りをしていこうと考えているとのこと。だけど自社物件買い取りとうちのような仲介を通じて買主となるのとは少し勝手も違うし、再販売時に使う金融機関は中古業者と同じだと思うけれど粗利幅が新築とはぜんぜん違う。だからどうしても新築業者が中古再販を始めるといって仕入れをしようとしても、新築販売の利幅との比較になって上手くいかない事が多い。そして結局は自社物件を買い取っていればいいってなってしまいがち。
だけど今のこのマンション価格や土地値に建築費も高騰しているこの時代。新築ワンルームという商品だと販売価格も収支的にも厳しくなっている。そう考えると中古販売にも参入していこうと考えるのは自然な流れ。投資用ワンルームを扱う仲介会社のお客様はもちろん売主様ありきだけど、同時に買主様である提携ローンがある販売会社がいなくては成り立たない。そして自分たちのような物上げ業社がいるからこそ、中古ワンルーム業界の物件流通がずっと盛んである理由の一つでもあると思う。