3月17日の日報(vol.980)

大手中古再販業社。


いつもお世話になっている買主業社の仕入れ担当さんとの話。その会社は中古ワンルーム販売では最大手。いま恐らく仕入れ件数も販売数も一番多い。そしてその取扱う物件もワンルームからファミリータイプにタワーマンションまで何でも仕入れているみたい。エリアももちろん都内だけではなく大阪や福岡など全国を取り扱う。当然に融資評価に使える金融機関も沢山あるしその評価額もかなり高い。

だけど物件によって家賃相場の基準があって家賃が高くてもそのままの利回り評価がでない場合。そこまで価格は高くないこともある。でも大手だけあっておそらく販売粗利はかなり抑えているから結果的には他社より高いことは多い。

 

5年後10年後は。


驚くことにその担当さん一人で月に平均で40~50件は仕入れしているとの事。そんな仕入れ担当の人が何人もいるということは月に販売する中古ワンルームは数百件以上。年間で数千件以上となると日本の中古ワンルーム流通件数のなかでもかなりの割合を占めていそう。そしてそのオーナーたちもいつかどこかでは売却する時が来る。

そう考えるとそのうち中古ワンルーム所有者の何人かに一人はこの会社で買ったという人ばかりになりそう。そしてあたりまえに自社顧客の物件を買取もしていくだろうしおまけに価格も高い。自分たち仲介会社からするといまは高く買ってくれるしそれはいいことずくめ。だけどこれがずっと続いていくと考えてみると・・5年後10年後のこの中古ワンルーム業界はどのようになっているのか。

 

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