3月16日の日報(vol.979)

過去売却顧客。


今日は過去にうちで売却してくれた売主さんの他所有物件を調べていた。それはまだ物件があれば営業をかけるためだけど、残念ながらもう売ってしまっているオーナーさんが多かった。特にこの2~3年の間での売却が圧倒的な割合。当然うちで全て売り切っていただいたオーナーさんもたくさんいる。だけど一度うちの顧客になってもらったにも関わらず他社で売却されてしまうということは理由はひとつ。営業会社的に言えば追客が甘いということ。すなわち売却後のフォローが出来ていないということに他ならない・・それは目の前の物件を売ってもらうときだけ一生懸命で、その他の物件は今後どうするのかを考えていないことと一緒でもある。

もちろんその時は売る気がないとかまだ持ち続けると言われることが多いかもしれない。だけどうちとの取引で特に不満なくお付き合いしてもらえたのなら、タイミングさえ合えばまた任せてももらえたはず。やっぱりいざ売却しようと思ったそのときに思い出して連絡をくれることは少ない。もちろんそういう関係になるのが理想だけど、こちらで勝手に気にかけて声をかけていくしかない。それでも売らないよというオーナーさんもいるとは思うけど、結局はいつか何処かのタイミングでは手放している。売却専門だからといってそこで関係や取引が終わると考えているのでは本当に意味がない。

 

社員と経営者。


終業後に宮本さんから今日みんなでミーティングしていた内容の報告を受けていた。内容はいまのそれぞれの仕事や会社に対してのモチベーションに不安や悩みについて。やっぱり自分が直接見たり聞いていたり感じていることとは少し違っていた。想像通りのこともあったけど自分が従業員だったときのことを思い出せば理解できることも多かった。だけど自分は経営者という立場だから言わなくてはいけないことや本当はそうしたいけど出来ないことも多い。プロセスや頑張りを見ずに結果だけを求めるようになりがち。

もちろん営業会社な以上は結果が出なければ意味がないし、それこそ営業としての一番の役割は結果を出すということ。だけどその結果を出してもらうためのきっかけや仕組みを作ったりするのも経営者の仕事。そして大事なのは自分自身がその結果を誰よりも出してみんなをもっと引っ張っていかなければならない・・

 

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