2月28日の日報(vol.963)
- 2023/02/28
- 松本満
スルガ銀行を応援⁉
今朝は朝10時から売主さんが来社。投資用マンションの決済だとめずらしい立会い決済。その他にも司法書士さんと元付け業者さんの4人で狭いうちの応接に集まっていただいた。というのは今回のローン抹消銀行はあの(何の?)有名なスルガ銀行。そして今回の売主さんはスルガ銀行不正融資被害弁護団の方。だからなのかスルガ銀行担当者が一括返済申込み時点から様子おかしい対応だったみたい・・
まず口頭で聞かされていたローン残金より申込後の返済金記載残額が200万以上多く残っていた。そしてシステム上は仕方ないという理由で持ち出し金を事前振込したらいま係争中で支払いストップしている一棟収益物件の返済引き落としするぞとか・・とにかくもう信用できないという事で立会決済になった。
最高のスキーム。
持参いただいた権利証と登記識別情報を司法書士に確認してもらう。問題なければ買主業者へスルガローン返済金送金の指示。決済2件のうちまず1件目の送金&スルガ銀行への着金確認終了。買主業者さんは同時に送金したはずだけどなぜか1件のみの確認。その後15分ごとに司法書士からスルガ銀行への確認電話。その3回目あたりから不穏な空気が流れてきて売主さん初めみんな気が気じゃない。なので売主さんもスマホのネットバンキングアプリでチェックしだした。
・・するとなんとずっと0円だった通帳にしっかり入った返済金。なぜこれで確認できないのかと担当者に直接電話。スマホのスピーカー越しに聞こえる適当そうな声。なんだか仕事にやる気は全く感じられない愛想のなさ。わかりましたぁ~なんて適当な答え。だけど間違いなく面前で一括返済は完了しているから百歩譲って問題はないけど・・でもきっと売主さんにも自己責任という名の間違いや、スルガ銀行にも確信犯とも言えるスキームがあってこそのこの結果。そして無事に2件目の着金確認も完了し無事に決済完了となった。