12月19日の日報(vol.892)
- 2022/12/19
- 松本満
銀行評価。
その投資用マンションがいくらで売れるのか?
そしてその価格が決まってくるために重要な要素。
その一つが中古物件として市場で再販流通されるときの銀行評価価格である。
その流れはまず買主業者へ物件評価出しをしてもらい机上での評価額が出てくる。
そして売主希望と折り合う金額条件であれば、そこで初めて正式に銀行評価を出してもらい価格確定。
もちろんそこで銀行評価がぶれ、最初の机上評価額を下回ることもある。
実は今朝、そんな事が起こり買主業者さんとのちょっとしたいざこざがあった。
評価割れ。
月初から買主業者とやり取りしていた新規物件。
机上価格と銀行評価額は変わらず確定したとの報告をもらったのが一週間前。
通常はそこで金額が確定する話。
だけど今回はその後に現在空室ということでその募集家賃が適正かどうか?
それを社内稟議にかけるということに。
そしてこの時点ではや2週間半以上時間が経っている。
確かにこの物件のエリアや賃料設定からするとスペック的に賃貸がつくか不安なのは分かる。
だけどそもそも空室と募集家賃は最初から伝えていたこと。
であれば後出しが過ぎるしその可能性があれば最初に伝えてくれないと困る。
なぜなら今回の売却はローン持出しが発生する前提で価格が下がれば売却自体が難しくなる。
すると朝一番で担当者から社内稟議のうえ買付価格が下がってしまいました・・とサラっと報告された。
久しぶりにカチンと来て、いやいやそれはないでしょと大きな声が出た。
結局そのあとは冷静になり担当の上席の人と話し合って有難いことに元通りの価格にはなって助かった。
だけど先方も仕入れとして買っている以上リスクを負いたくないということは理解できる。
これからは確認をして気をつけないといけないし、今回は自分自身も詰めが甘いと反省をした。