10月27日の日報(vol.839)
- 2022/10/27
- 松本満
現在の売却市況について。
長い事この仕事していると投資用ワンルームの査定を頼まれることは多い。
投資用ワンルームの場合は査定といっても一軒家や土地のように現地調査する必要はほとんどない。
オーナーチェンジ売買で室内状態の内見はしないし重要なのは利回り。
その分正確な査定を出すためにも売却時にかかる費用も出来るだけ細かく出す。
サブリースや賃貸管理されている場合は解約が条件だけどそこでかかる解約違約金。
金融機関へのローン返済手数料。それらだけでも数十万から百万円単位かかることもザラ。
そのほかには抵当権抹消費用やもちろん仲介手数料も。
あらためて考えると投資用ワンルーム売却ってかなり費用がかかる。
それでも持ち出しが多かったりひどい買い(売られ)方している場合は売りたいと言う人もあいかわらず多い。
だけど正直ここ最近はずっと高止まりな投資用ワンルーム相場。
それもあって以前ほど売却ニーズは高くない印象だったり利益(手残り)が出ないと売る気ないと強気な人が多い現状の売却市況。
よくない流れ。
今日は早退して身内の見舞いに行ってきた。
難病をずっと患って入退院を繰り返してきた。
でもいよいよ治療を目指すというよりは緩和して過ごしていくために専用のホスピスへ転居の日だった。
今日までは体調や病状も良かった。それが転居先に着いた瞬間に発熱と酸素濃度が厳しい状態に。
やはり体力の落ちた状態での移動はかなり負担がかかるよう。
そして転居先ホスピスの担当医にできるだけ早く顔を見にきてほしいと連絡を受け急遽向かった。
酸素マスク越しで話はできないけど辛そうな表情。
何とかしてあげたいけれどこればかりは何もしてあげられないことが歯痒かった。
と同時に今日はあまり体調の良くなかったうちの飼い猫も腎臓の状態がひどいと獣医に告げられたばかり。
なにかこういうふうに重なることってある。