9月17日の日報(vol. 799)

歩合の話。

午前中は来週以降に予定している片判準備。


日中は9月分の給与と先月決済物件の歩合計算していた。


うちは基本給や能力給に役職給や各種手当の他にインセンティブ=歩合給がある。


決済が完了した翌月の給与と一緒に支払うけど、その歩合率は毎月の計上合計金額に対して決まってくる。


だから決まる物件できるだけ月内に纏めたほうが高歩合率になる。


その逆で翌月に計上したほうが得な場合もある。


でもいずれにせよ成約物件がなければ絵に描いた餅。


今月も3桁以上支給の人もいるけれど歩合がない人も当然いる。


毎月全員が歩合が取れるようになってほしいしそういう会社にしたい。


 

元部下の話。

夕方からは同業の物上げ会社を立ち上げた元部下が来社した。


これまでは半分独立半分フルコミのようなかたちでやっていた。


だけどこの9月から本格的に事務所をかまえ社員もかかえ完全独立。


とはいえこの物上げ営業としてのキャリアはすでに10年プレーヤー。


だから当然売上を作ることは大得意だけど、不動産契約から引き渡しまでの履行業務。


ここは全くの経験も知識もなかったみたい・・


だから流石さっそく成約した1件目の成約物件をサンプルに、実際の契約から引き渡しまでの業務を簡単にレクチャーした。


この不動産仲介の契約業務って単調な事務作業と思いきや全く違う。


ただ単に契約書作ってお金受け渡すだけじゃない。


契約するにあたっては役所調査もあるし、売主さん買主様さんをはじめ管理会社とか関係各所との確認や調整。


決済が決まれば司法書士事務所とのやりとりや、金融機関との確認連絡なども。


それが同時進行で何件もあるわけだから、馬鹿にできないしこれを完璧にできる人って仕事できる人だと思う。


ましてや売主さんと買主さんとの間には、うちしかいない両手取引が基本の物上げ仲介。


なにかトラブルや事故が起これば、それは多くは仲介責任となる。


だけど不動産業者というからには、業法に従って安全に不動産取引を成立させることが本分でもある。


でも久しぶりにあった元部下は契約の知識こそなかったけど、なんだか少し頼もしく感じた。


これまでの経験からの自信もあるだろうし、何より少し経営者っぽくなっていてこちらがいい刺激をもらえた。



 

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