終日、情報精査。
- 2022/03/10
- 鈴木一徳
遅れを取り戻す。
本日はタイトルどおり、朝から晩までひらすら週末営業の準備を行いました。
前回、事前準備が予定の6割ほどの状態で公休日を挟んでしまい、このままではどこかで皺寄せが来そうでしたので、ほかのことはいったん忘れ集中して取り組みました。その甲斐あって予定していたボリュームに近い状態まで遅れを取り戻せたと思います。
エリアを順次拡大していっていることもありますが、現エリア全体でみるとまだまだ営業可能なオーナー様宅はたくさんあります。徐々に街の中心部から郊外立地を含んで営業していっていますが、そうなるほどGoogleマップで事前確認できなかったり、区画整理による住所変更でご自宅の把握に時間がかかるオーナー様が増えてきます。
時間が限られているなか準備していると、そういった時間のかかる作業は途中で断念してしまうこともありましたが、最近はそういったオーナー様でも、お会いするために時間をかけて調べるようにしています。
それだけ多数のオーナー様がいらっしゃって、営業可能性の高いエリアと考えると、お客様のご希望条件や物件により良い方へアプローチするため必要な作業になるので、事前準備は手を抜かず引き続き重要視していきます。
購入間もないオーナー様。
準備をしていると、築15〜20年くらいの物件はかなりの頻度で、直近の売買が確認できます。とくにここ3年以内で売買されているケースが非常に多く、市況の加熱ぶりが登記情報からも感じ取れます。
加熱ぶりは良くも悪くも……なので、売主(オーナー様)にとっては非常に良いかたちで出口を迎えている反面、新オーナー様が設定されている抵当金額を確認すると……。不動産は一物一価なので双方納得のうえで売買されているのですが、なかには市場相場と見比べると割高感の強い物件がかなり目立つようになってきた印象です。
仲介会社の努力(交渉)の結果といえなくもないですが、事前準備をしていて同じような新オーナー様を目にすると、将来的なご運用について一抹の不安があります。とくに築20年を迎える直前で購入されている方や、おそらくサブリース継承で購入されている方、また同時に3件ほど購入されている方などは、どのくらいのスパンで出口戦略を立てているのか疑問に感じることもあります。
最近、自社への問い合わせで「購入5年以内」の方からが増えていることもあります。購入間もないオーナー様は条件がマッチする可能性が低いので、営業させていただくことはあまりないのですが、売却だけでない切り口でご提案できないか、考えても良いのかもしれません。
営業なので目の前の数字を追うことが最優先になってしまいますが、上記のようなことも考えながら営業していきたいと思います。
本日もおつかれさまでした!