社長ブログ

vol. 713　ヴィンテージワンルームを内見してきた⁈

2022/06/26
売買のはなし

毎日ブログ713日目
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今朝は、以前からお世話になっているお客様の物件内見へ行ってきた。

場所は品川区だけど京急線沿線の最寄り駅。

どちらかというと下町感たっぷりのエリア。

このあたりの国道沿いはここ10数年で、新築分譲された投資用ワンルームは結構多い。

だけど大通りから裏手に入っていくと、細く入り組んだ道路や古い一軒家ばかり。

そんな住居地域だからマンションもあるけれど、あまり高い建物は建てられないんだよね。

そして今回の内見するマンションも・・

エレ無し3階建3階部分の最上階の1Kで、もちろんバリバリの旧耐震。

入り組んだ路地の奥にある玄関のデザインは秀和レジデンズ風。

そうよくいえばまさにこれは・・

ヴィンテージマンション

80年代後半～90年代前半のバブル時代の、スカイコートやトップシリーズの白タイルみたいに、この年代に流行ったデザインなんだろうね。

早速もちろんオートロックはないエントランスホールへ。

管理人室はないけどたぶん管理人さんの作業用カウンターが渋い。

階段を3階まであがって着いた玄関ドア。

昭和風の鉄製ドアを想像していたけれど、現代風のダブルロックドアに交換済み。

玄関を開け中に入ってすぐ右手にはお約束の3点ユニットバス。

荒れ果てている感じはしないけど経年の使用感は結構ある感じ。

居室手前にあるキッチン・・と言うより台所って感じ。

現代の投資用ワンルームとの決定的な違いはシステムキッチンじゃないってところ。

いわゆるガステーブルを買ってきてシンク横に設置するんだよね。

でも手前にはちゃんと冷蔵庫スペーズもあるし使い勝手はよさそう。

このお部屋の専有面積は約26平米前後だけどいわゆる1K。

キッチンと居室が仕切られ分かれている間取り。

この時代はまだキッチンも居室も同じ空間のワンルームタイプは少なかったのかもね。

だけど完全にホテルのようなワンルームで、どんどん専有面積が狭くなり。

最終的にはトップルームシリーズみたいな、11平米とか9平米という狭さのワンルームが分譲され始めるのは・・これより数年後＝バブルの話。

そして居室に入ってみると、さすが最上階角部屋。

明るい日差しも入るしサッシを開けると風通しも良くて気持ちい部屋。

最近までいた入居者さんはオーナーさんのお知り合いだったみたい。

だからかすごく綺麗に使っていたのが伝わってくる。

クローゼットというか大型の押し入れもあって収納も十分。

木製の引き戸もグレーに塗装してあるから古臭く見えないよね。

周辺はほとんどが2～3階建ての一戸建てばかりで3階ながら良い眺め。

これから建物が建ち始めて日当たりや眺望が損なわれる心配もないしね。

最上階のバルコニーだけあって日当たりも風通しも気持ちがいい。

それにバルコニーのサッシは玄関ドア同様に交換してあって開閉もスムース。

ちなみに玄関ドアやバルコニーのサッシなどは共有部分。

だから交換や修理の場合は管理組合や管理会社で対応するんだよね。

ただ最上階のバルコニーの難点は・・屋根がないこと。

だからちょっとでも雨が降れば洗濯物は濡れちゃうよね。

それにこの時代のマンションの洗濯機置き場は基本バルコニー。

だから雨の日の選択は諦めてコインランドリーへいくほうが賢明かもね・・

こんな感じで終わった旧耐震のバブル前夜ヴィンテージマンションの内見。

京急線沿線最寄り駅から5分以内、JR駅も徒歩圏内。

もちろんある程度の原状回復リフォームはしなければ、住んだり賃貸に出すのはきついかもしれない。

そのうえでいま賃貸に出したら７万円台の賃料は見込めそう。

管理費積立金は２万円弱。

現況渡しかリフォームしてかによっても違うけど・・

大半の庶民は円安のインフレの悪景気だとしても、投資する余剰資金がある人も同じくらいいるの今の市況。

特にこのくらいの数百万から一千万弱の価格帯の物件はそんな人たちや外国人からも需要は高そう。

これは思っていたよりも高く売れそう・・

あなたならいくらで買いますか？

きょうはここまで、それではまたあした！

この時代のマンションにはガス栓があるのも便利だよね

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