社長ブログ

vol. 685　投資用ワンルームどんな人が売却するのか

2022/05/29
売買のはなし

毎日ブログ685日目
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投資用ワンルームを買ったけど、売却したい（する）人。

それがうちのメインのお客さん。

だけどそれも大きく分けると、３つのタイプに分かれる。

まず一つ目は、そもそもなんで買ったのかよくわからない人。

これは当時販売会社からセールスを受けて、言われるがままに買っては見たものの・・

説明受けていた節税効果は初年度だけだし、月々は赤字だし、ローン元金はぜんぜん減っていない。

投資用ワンルーム持っていてもメリット感じてない、というかもう手放したいというタイプ。

二つ目は、ある程度自らで興味あったうえで、投資用ワンルームを買った人。

誰かの紹介や、もしかしたらセミナーなんかに出向いて、いろいろ調べたり理解したうえで買っている。

でも持ち続けていくうちに、結局なんだかそんなに収支がいい訳でもないし、売ってもいいかななんて人。

三つ目は、もう何件も売り買いしているようなセミプロ投資家の人。

そもそもこのタイプは、自分自身で売るタイミングや価格をというものを持っている。

そしてそれぞれのお客さんタイプの特徴や属性も全然違う。

例えば一つ目のタイプの人の場合、年齢は40〜50代で大手企業の工場勤務や地方公務員。

独身もしくは奥さんや子供がいても、あまり投資用ワンルームの話は家族にはしない。

月々数万単位の持ち出しの投資用ワンルームを２〜３件所有しているが、売った方がいいのかどうなのか。

購入当時の販売会社の担当営業は退職してるし、特に相談する人もいなくて困ってる・・

二つ目のタイプは年齢は30代〜40代で、都内の上場企業に勤務しているエリサー。

いまから７〜８年前に知人の紹介で、中古ワンルームマンションをフルローンで購入。

中古なので月数千円はプラスキャッシュフローだけど、最近不動産値上がりしているみたいだから売ってみようかな。

もしくは多少は月々持ち出しだけどそれは想定内、だけどこのまま持っているのはリスクかと思いって売ることにした・・

三つ目のタイプは年齢が少なくとも40~50代以上で、職業不詳か意外とお堅い仕事していたりする。

いくつかある投資用ワンルームの他に一棟物件も持っている。

もしくはこれから区分ワンルームを処分していって、一棟収益物件を狙っている。

あとは90年代バブル物件3点UB16㎡家賃5~6万円みたいな、築古利回り物件を現金購入。

それをたくさん持っていたり、売ったり買ったりしているような人とか・・・

もちろんこれら以外にも、いろんなタイプのお客さんはいるけれど、大きく分けるとこんな感じ。

ど素人（ほんとにわかってない）素人（知ってるつもりなだけ）玄人（業者ですか）で３：６：１っていう感じ。

当然それぞれのお客さんのタイプはぜんぜん違う。

だから反響や紹介ではなくって、こちらから営業かける場合。

アプローチの仕方や話す内容は変わってくる。

どのお客さんに対しても、なりふり構わず営業かけてもうまくいかない。

それはなぜかというと、お客さんによって求めているものが違うからね。

投資用マンションの売却だから、そりゃ高ければ高いほどいい・・その通りなんだけど・・

営業の仕事っていうのは、お客さんの抱えている課題や問題を解決するっていうことでもある。

それが自分自身で出来ちゃう人は、自分たちのお客さんにならないだろうし、営業は必要ないんだよね。

だからこそ、お客さんによって営業手法は変わるし、話す内容も変える必要がある。

よく顧客満足や顧客最優先とか、カスタマーファーストなんて言葉がある。

うちであれば売買取引完了したあと、お客さんがどれだけ満足してもらえたか。

そしてうちも利益が上がっているというのが理想だし、それを目指している。

だけど時代とともに、どんどんお客さんのタイプも変化してきている。

だから自分たちも変わっていかなければならないよね。

じゃなければその理想には辿り着かないからね。

きょうはここまで、それではまたあした！

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